四方を周る黒檀のラインと絹の柔らかな質感のコントラストが印象的なパーティション。生地を3 層に重ねることで、人の気配や光が感じられつつも、見えすぎず、複雑な深みのある意匠に仕上げています。また、外側にくる生地には、国産繭「松岡姫」を緯糸に使った「霞絹」を使用しています。生地は取り外しが可能で、和洋問わず室礼としても使用できます。フレームには、ヒバ木をベースに黒檀を使用しています。黒檀は、漆黒の色合いを持つ緻密で重厚感のある銘木の一つです。この黒檀の細いアウトラインがパーティションをシャープでモダンな印象に引き締めてくれます。